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ギックリ腰の治療について

ギックリ腰とは、一般的に腰椎が瞬間的にずれてしまうことが原因で起こると言われています。このずれによって腰の筋肉が負荷に耐えられなくなってしまいますので、それで炎症が起きてしまい痛みを感じるというのがメカニズムです。

また腰椎椎間板の一部が断裂したり、椎間板ヘルニアや腰部椎間関節症、腰部圧迫骨折などもギックリ腰の症状として挙げられます。ではなぜ突然このような状態に陥ってしまうのでしょうか。

ぎっくり腰の原因について

原因は様々に考えられ人それぞれですが、ありがちなものに絞って紹介しましょう。まずは慢性的に腰に負担がかかっている方の場合です。

毎日重いものを持ち上げている運輸業の方や、市場などで働いていらっしゃる方に特に多いです。この負担がある日突然許容量を超えてしまうと、ギックリ腰になってしまいます。

いつもの負担で弱っている腰は「つまづいただけ」や「立ち上がっただけ」で悲鳴をあげるケースも珍しくありません。

さらに骨格がそもそも歪んでいらっしゃる方も、ギックリ腰になる可能性は高いです。これは歪みによって筋肉のバランスが悪くなってしまっているからです。

するとやはり簡単に筋肉疲労が限界に達しやすくなり、急な負担などによってギックリ腰を発症してしまいます。

ぎっくり腰の治療について

まず痛めている部位をしっかりと把握することから始まりますが、マッサージや鍼治療が一般的です。腰周辺の硬直した筋肉をほぐし強い緊張状態を取り除くために、痛みの強い腰やお尻の筋肉を中心にマッサージをしたり、針を刺しいれます。

また腰やお尻以外にも、脚の筋肉の緊張度もギックリ腰の場合には高まっているケースがあるので、その場合は脚にも針を刺しいれます。

初回の治療だけで痛みはだいぶ改善されるでしょう。しかし腰が重たいという感じが抜けきるところまではいきません。 ですから2〜3日後には2回目の治療を行い、1週間後にもう一度治療を行えば元の状態に戻るでしょう。